肺活量を測る(息を吐くスピード)検査で、喘息(ぜんそく)の診断基準の一つにもなります。
特に、タバコで肺の破壊が進行していく、COPD(肺気腫)という病気に有効な検査です。
レントゲンだけでは、判断しにくい肺の病気の重症度や治療効果などを調べることができます。
呼気NO検査とは?
呼気NO検査(こきエヌオーけんさ)は、吐く息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定する検査です。この検査では、気道の炎症、特に好酸球性炎症というタイプの炎症の状態を調べることができます。
喘息の診断や管理に役立ちます
喘息の患者さんの気道は、炎症によって敏感になっています。この炎症があると、NOがたくさん作られます。そのため、呼気NO検査でNOの濃度を測ることで、喘息の診断や、治療の効果判定に役立てることができるのです。
検査は簡単、息を吐くだけです
検査はとても簡単で、マウスピースをくわえて、ゆっくりと息を吐き出すだけです。痛みや苦しい思いをすることはありません。小さなお子さんでも安心して受けることができます。
どのような時に検査をするの?
検査を受けるにあたって
検査を受けることで期待できること
ご不明な点やご心配なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
日本の成人男性の喫煙率は、他の先進諸国のおよそ2倍といわれています。
喫煙は、高血圧や心臓病の最たる原因です。
2006年4月から、禁煙治療法が保険適用となりました。
禁煙に非常に有効とされるニコチンパッチ療法を中心に、ニコチンの禁断症状を抑えて、優しく禁煙できるようにすすめています。
⇒ 禁煙治療について詳しくはこちら
piCO Smokerlyzerで計測して、禁煙の進み具合を診断します。
がんは、死にいたるおそろしい病気であるとお考えだと思います。
確かに「がん」は、現在でも診断や治療が困難なものもありますが、早期発見・早期治療により克服が可能となってきました。
がんの早期には、症状はほとんどありませんので、検診で無症状なうちに発見することが重要です。
なお、がんの発症は、40歳以上から徐々に増加します。
当クリニックでは、全身のがん検診として有効なPET検査の受付(検査自体は外部の検査センターで行います)や腫瘍マーカー検査などを行っています。