
禁煙できない理由のおもなものに、ニコチン依存症があります。
禁煙を成功させるためには、ニコチンへの依存を克服しなければなりません。
これには、薬による治療が必要となりますが、条件によっては保険適用が可能です。
以下の質問で自分に当てはまるものをチェックしてください。
以上の中で複数の項目が当てはまる方は、ニコチン依存症の可能性があります。

ニコチン依存症の人は、禁煙をして体内のニコチンが減ってしまうと禁断症状が出ます。
この状態になると自力での禁煙は困難で、薬を使った治療が必要です。
薬はおもに2種類あり、一定のニコチンを与えてニコチン欠乏症状を抑えながらニコチンの受け皿を減らしていく「ニコチン代替療法(ニコチンパッチ、ニコチンガム)」、脳のニコチンの受け皿にくっつくことでニコチンによる快楽作用を弱める「内服薬(バレニクリン)」があります。
これらの薬が禁煙後の離脱症状を抑えて禁煙を助けます。
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皮膚に直接貼るパッチ状の薬で、皮膚からニコチンを吸収します。
毎日1枚ずつ、徐々にサイズを小さいものに切り替えていくのが標準的な使用方法です。
医師の処方箋が必要で、健康保険が適用されます。

- 使用方法が簡単
- 安定した血中濃度の維持ができる
- 歯の状態に影響を受けず使用できる
- 健康保険の適用が可能

- 突然起こる喫煙欲求に対処できない
- 皮膚がかぶれる、赤くなるなどの副作用が起こる場合がある
- 睡眠障害を起こすことがある
- 心疾患や脳血管障害の回復初期の人には適用できない
- 妊婦、授乳婦には適用できない
- 医師の処方箋が必要(20mgと10mgのものは薬局での購入が可能)
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煙草を吸いたくなったときに1回1個をゆっくり噛むことで、口の粘膜からニコチンを吸収します。
薬局薬店で購入でき、健康保険は適用されません。

- 短時間で効果があらわれる
- 口寂しさを補うことができる
- ニコチン摂取量を自己管理しやすい
- 処方箋なしで購入できる

- 摂取方法(噛み方)に指導が必要
- のどに痛み、胸やけや胃に不快感がある場合がある
- 歯の状態や状況によっては使用できない
- 健康保険が適用されない
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禁煙時の離脱症状だけでなく喫煙による満足感も抑制する、ニコチンを含まない飲み薬です。
禁煙を開始する1週間前から12週間服用します。
医師の処方箋が必要で、健康保険が適用されます。

- 飲むだけなので使用方法が簡単
- ニコチンを含んでいない
- 離脱症状だけでなく喫煙による満足感も抑制できる
- 循環器に疾患のある場合にも使いやすい
- 健康保険が適用される

- 突然起こる喫煙欲求に対処できない
- 吐き気(食後に服用することで軽減)を起こすことがある
- 悪夢を見ることがある
- 医師の処方箋が必要
- 妊婦、授乳婦には適用できない
- まれに意識障害を起こす場合がある
- 落ち込みや苛立ちなど気分に変調をきたす
- 精神疾患を持っている場合、症状悪化の可能性があるため、医師との相談が必要である

以下の4条件を満たしており、さらに医師が必要と認めた場合で、一定期間の禁煙治療に保険が適用されます。
なお、保険適用外でも禁煙治療を受けることは可能です。
- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)の結果が5点以上でニコチン依存症と診断
- 1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上である
- 禁煙を切望している
- 禁煙治療について説明を受け、その治療を受けることを文書にて同意している


























